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シンディ・ストンリバー。都内の大学生。マスター・ベーBSと書いて「ひとりBBS」と読む。


by shinji717

嬉しいことがあった。

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Swe語の先生のミセスMaiに、
「ジンジ(未だにシンジと呼んでくれない)はLundで英語の勉強もしているの?」
と聞かれた。
いよいよ俺の英語の不出来が指摘されるのかとおもって、
「大学ではしてない。自宅で授業についていくための英語の勉強はしてる。この授業含めて授業が全部英語だから。日本の大学では丸一年英語を授業でやってないので、日本に居たときも自宅でしかやってない。」
って言ったら、
「このコースに遅れて参加したジンジ(面倒だから指摘しない)がなんで10日間くらいしか授業でSwedishをやってないのにちゃんと付いてこれてるかが不思議だったのよ。ジンジは他のクラスメートと違って日本人なのに、EnglishでSwedishを勉強しても、ここまでのwhole thingsをunderstoodしてるように見えるわ。」
とのお言葉。
隣りに座ってたカリフォルニアンAlexも「んだんだ。不思議だ。」って言ってくれて、ようやく誉められてるって気がついた。
嬉しいなぁ。ほんっとに。
その後、ミセスMaiがみんなの前で
「ジンジのhome universityのヴァアセダ大学(言うまでもないが早稲田のことである)は日本のアイビーリーグだって私の旦那の友達のアメリカ人が言ってたわよ。」
とか大法螺を吹くものだから、周囲のカリフォルニアンが突然おぉーってなって、「ヴァセダでは何を勉強してる?」だの「アメリカ政治をどう思う?」だの聞かれて大変だった。
ま、でも、アイビーリーグには遠く及ばないが、そうゆうプレッシャーをかけられた以上は「やったるわー」って気持ちになった。

別に誉められるために努力してるわけではないが、「じゃあ、何のために努力するの?」って聞かれたら、どっかしらに「認めてもらうため」って気持ちも少しある。だって「成功するために努力する」って言ったって「どうして成功したいの?」ってなったら、やっぱり少しは「社会や周囲に自分を認めてもらいたいから」って気持ちが生じるし。
俺は誉められて伸びる奴でもないし、叱られて伸びる奴でもないが、誉められることは少なからずモチベーションにはなる。やる気になる。でもプレッシャーにもなる。だから頑張る。

ちょうど、いい意味で八方塞がりだったんだ。いろんな人に出会って、いろんな楽しいことや大変なことがあって、やらなきゃいけないことに気付いて、やってみたら面白いことも見つけて、ちょうど「What shoud I do?」ってよりかは、「What to do?」ってのを禅問答していたんだ。で、決めたことは「今一番やりたいことをやる」ってこと。例えば、家でゴロゴロしてたいなってなると、確かに「せっかく外国にまで来てるのに」って少しは思うけど、俺をそんな気概に導いたのは「外国にいる」っていう今の環境や境遇なんだから、決して無駄ではない。そんな感じ。
ま、今のとこ家でゴロゴロしてたいなんてあんまり思わないけどw あくまでも例ですw


嬉しいことがあった。_c0087706_711142.jpgそんな感じで、急にプロレタリア市民と化して、勉強に意欲が出始めましたw
11月までにScandinavia Cultureについて10枚のエッセーを書かなきゃいけないんだが、そのために、前々から気になってた洋書をamazon.ukからお取り寄せ。
さすがはUK。
日曜日に注文したら今日もう届いた。
『Planning and Urban Growth in the Nordic Countries』。
和訳すれば「北欧諸国の都市計画とその発展」って感じ?w
お値段はとてもいえません。
前々から気になってたけど、なかなか手が出せなかったってくらいだから。
簡単に言うと…ヨーロッパが誇る格安航空会社RYANAIRでコペンからベルリンまで1往復+2往復目の復路でキールあたりに墜落するのと同じ値段。
さっき、改めて為替相場で計算してみて、あわわわわってなった。
…でもでも!!学問のためならしょうがないですよね?お父様、お母様??
amazon.jpからも英語やら就活やらの関連書籍が近々届くんですよね…。
あわわわわ…。

そんな感じで改めて自分のお調子者っぷりに感心している次第です。
by shinji717 | 2006-09-27 23:21 | スウェーデン留学記