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シンディ・ストンリバー。都内の大学生。マスター・ベーBSと書いて「ひとりBBS」と読む。


by shinji717

実家から救援物資キターーー!!! あと、折り紙の解禁。

実家から救援物資キターーー!!! あと、折り紙の解禁。_c0087706_754891.jpg


火曜日に日本で出したという実家からの救援物資が今日来た。
早っ!!
さすがEMS便。
段ボールに21400円って書いた切手が貼ってあった。13.5kg。
くぅ~…感謝!!!

内容物は
アマゾンで注文した本の数々。
・地球の歩き方『ヨーロッパ』
・就活本×1
・ビジネス本×2(大前研一のやつと俺の好きな河瀬さんのやつ)
・経済本×1(ア式蹴球部のタカヤオススメのやつ)
・TOEIC本×2(EUのTOEICは日本のように新式じゃなく旧式のままなので、急遽旧式TOEIC対応問題集を頼んだ。)
・峯田和伸の本『恋と退屈』
・敏感少年隊『Sound Of Shimokitazawa』のCD
そば、稲庭うどん、そうめん×2、めんつゆ、秋田産あきたこまち2kgくらい、国産海苔、みそしるの素20パックくらい、JALのオニオンスープ、コーンポタージュ、ほしもち、胃腸薬(両親は俺の性質を見越したのか、「ストレスが胃に来たら」という謳い文句の漢方薬を送って寄こした)。

ってわけで、
Lundのみなさん、聞きましたか??
またそばが来ましたよー!!こんどは稲庭うどんやそうめんもありますよー!!
食べたい人は持ってくる予定の「貢ぎ物」を記載の上、メールください。



荷物を3km離れた郵便局の事務所に取りに行き、13.5kgを背負いながら自転車で帰ってきたら、寮で一番仲良いドイツ人のDavidが日向ぼっこしながら読書してた。
「今日の夜暇?  }*{‘=~)’でも食べにこないかい??」
肝心のとこだけドイツ語だったので、よくわからなかったが、夜に行ってみると、 }*{‘=~)’とは栗のことだった。
「さっき、Centrumのbus stationで落ちてるのを見つけたから拾ってたら、周りに居た幼稚園児が拾うの手伝ってくれて、結局食べきれない量になっちゃったんだ。」
俺の隣室に住む、同じくドイツ人のMarineもやってきて、3人で栗を夕食にした。
二人とも俺が居るのを気遣って、いつも英語で話をしてくれた。
Marineはここのところずっと部屋に居なかったので、この間まで遊びに来ていた男の家に留まってるのかと思ってたけど、今日聞いたら、2週間にわたって、Swedenの北の諸都市を回っていたらしい。
夜にバイトがあるというMarineが帰った後に、Davidと二人で日本から持ってきた折り紙をした。まずは俺でも折れる「紙飛行機」を作ったらDavidは「俺は20m飛ばせるのを作るよ」とか言って熱を込めて作り始めて、試作品を作っては外に出て行って、寮の中庭で試したり、セロテープとかを用いて改造したりしてた。結局満足いくものはできなかったらしく、「月曜日の授業にもって行って、どうすればいいか教授に聞いてくるよ」とか言ってた。彼は生物学の学生だから、教授も紙飛行機作りに詳しいとは思えないんだけど…w
その後、テーブルと鶴を折った。この頃になると、Davidも俺の折り紙テクニックが大したこと無いとわかったらしく、俺が教えようとするたびに、「You sure?」とか「Really?」とかを繰り返すようになった。彼は理系学生だけあって、すごくロジカルに折り紙を折ろうとする。もはや俺のアドバイスよりも、折り方を書いてある紙に俺の姉が書いた一口メモを見て、「What did your sister write as tipi?」とか言ってきたり。

実家から救援物資キターーー!!! あと、折り紙の解禁。_c0087706_7335583.jpgで、Davidと彼の完成作品がこれ。
とてもお気に召したらしく、部屋の奥から一眼レフのカメラを持ちだして、自分の力作をおさめてた。「これずっとテーブルに飾るよ!!」とも言っていた。

え?俺ですか?
何故か首が3つもある鶴が折れたので、諦めましたが…w
しまいには、Davidに同情されて、「確かにこれ難しいもんね」とか言われましたが、何か??
by shinji717 | 2006-10-14 00:04 | スウェーデン留学記